御嶽山の噴火の怖さを亡くなった人の家族が小学校で話す
長野県と岐阜県の間にある御嶽山は5年前に噴火して、飛んできた石などで大勢の人が亡くなりました。所清和さんの息子と、結婚する予定だった女性も亡くなりました。所さんは御嶽山の近くにある小学校で、噴火の怖さや家族の大切さなどを子どもたちに話しました。
所さんは、飛んできた石で穴があいた息子のリュックサックや壊れた携帯電話を見せて「石は時速200kmの速さで飛んできました。息子たちの体の骨は折れていました」と話しました。
そして、噴火があった日「妻が『気をつけて』と言って、息子が『おう』と言ったのが最後の会話になりました。すごく残念に思っています。お父さんやお母さんとたくさん話をしてください」と話しました。
話を聞いた女の子は「悲しい気持ちがよくわかりました。お父さん、お母さんとたくさん話をするようにしたいです」と話していました。
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