東日本大震災で被害があった釜石市でラグビーの試合
2011年の東日本大震災のとき、地震と津波で大きな被害があった岩手県釜石市で25日、ラグビーのワールドカップの試合がありました。フィジーとウルグアイが試合をしました。
試合の前、釜石市に住む小学生と中学生が大きな旗を持って会場に入りました。旗には釜石市を助けてくれた世界の人への感謝の気持ちが英語で書いてありました。このあと選手たちが会場に入って、地震や津波で亡くなった人たちのために、みんなで静かに祈りました。
試合の会場になったスタジアムは、地震と津波で壊れた小学校があったところです。会場では1万4000人が試合を見ました。釜石市は漁業が盛んなので、たくさん魚がとれたときに船に飾る旗を振って応援する人もいました。
試合はウルグアイが30−27で勝ちました。ウルグアイのキャプテンは「釜石市で試合ができたことを誇りに思います」と話しました。
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