原発の仕事 助役だった人と関係がある会社に集まる
関西電力の社長など20人が、原子力発電所がある福井県高浜町の助役だった人からお金や品物をもらって、問題になっています。
NHKが調べると、助役だった人は、原発で仕事をする4つの会社で役員などをしていたことがわかりました。助役だった人は、この中の3つの会社からたくさんのお金をもらっていたこともわかりました。
会社の1つは、関西電力から頼まれて、5年で149億円以上の仕事をして、売り上げを増やしていました。原発で使うたくさんのお金が、助役だった人と関係がある会社に集まっていました。
原発に関係がある別の会社の人は「助役だった人に頼まないと、関西電力から仕事をもらうことができませんでした」と話しています。ほかの人は「関西電力から仕事をもらったら、助役だった人にお金を払うことになっていました」と話しています。
関西電力は弁護士などを集めて委員会を作って、会社の選び方などに問題がなかったか調べると言っています。
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