沖縄の首里城で火事 正殿などの建物が焼けた
10月31日、沖縄県那覇市にある有名な城の首里城で火事がありました。首里城の中心になっている正殿など、全部で7つの建物が焼けました。火事の原因はまだわかっていません。
首里城は沖縄が琉球王国だった500年ぐらい前の建物で、国宝になっていましたが、1945年に戦争で焼けてなくなりました。
1992年に正殿をもう一度昔と同じようにつくったあと、ほかの建物もつくりました。首里城の跡はユネスコの世界遺産になっていて、大勢の人が観光に行きます。首里城では10月27日から「首里城祭」というお祭りが始まっていました。
今の首里城をつくるための仕事をした琉球大学の先生は「大きな火に包まれた首里城を見て、言葉をなくしました。まだ信じることができません」と話しています。
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