飼っている犬には必ず狂犬病のワクチンの注射をして
東京都瑞穂町で今年8月、高校生が犬に足をかまれました。警察がこの犬と一緒に散歩していた人を調べて、犬が狂犬病のワクチンを受けていないことがわかりました。検査した結果、この犬は狂犬病になっていませんでした。
犬を飼っている人は1年に1回、犬に狂犬病のワクチンを注射しなければならないと法律で決まっています。この犬を飼っていた人は「必ず注射をしなければならないとは思っていませんでした」と話していました。警察は調べたことを検察庁に伝えました。
狂犬病は人にもうつる病気です。狂犬病の犬にかまれて、ウイルスが傷から体の中に入って病気になると、ほとんどの人が亡くなります。
厚生労働省は、犬を飼っている人は住んでいる所の役所に犬の登録をして、犬には必ず狂犬病のワクチンを注射するように言っています。
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