安倍総理大臣と韓国のムン大統領が久しぶりに話をする
安倍総理大臣は4日、タイで韓国のムン・ジェイン大統領と10分ぐらい座って、通訳だけを入れて話しました。2人は1年以上、席に座って話をしていませんでした。
日本と韓国は、第2次世界大戦の間に日本の工場などで働いていた韓国の人への補償について、違う意見を持っています。安倍総理大臣は「この問題で日本が意見を変えることはありません。しかし、日本と韓国の関係は大切です」と伝えました。
ムン大統領は「経済や北朝鮮の問題でも、今まで以上に協力することが必要だと考えています」と言いました。2人はこれからも話し合いを続けると言っています。
日本と韓国は国の安全のための情報を交換する「GSOMIA」という約束をしていました。しかし、韓国がこの約束をやめると言っているため、今月23日に終わります。日本の政府は、韓国が考えを変えるかどうか注目しています。
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