「宇宙ごみ」の問題で日本と国連が協力する
宇宙には、使わなくなった人工衛星やロケットの一部など、たくさんの「宇宙ごみ」があって、問題になっています。
日本と国連は6日、オーストリアのウィーンにある国連宇宙部で署名をして、「宇宙ごみ」の問題で協力していくことを決めました。これから日本と国連はこの問題を世界に知らせて、ごみを片づけるための研究を一緒にしていきます。
この問題で国連と協力する国は、日本が初めてです。日本は、2025年度ごろまでに「宇宙ごみ」の中の大きな物を片づけることができるようにしたいと考えています。
ウィーンにある国連日本代表部の引原大使は「宇宙で活動するとき、いちばん問題になるのが宇宙ごみです。日本は宇宙ごみについて長い経験があるので、協力していきたいと思います」と言っています。
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