コロナ 退院したあとも7%の人は体が十分に治らない
NHKは新しいコロナウイルスで病気になった人が入院していた東京都にある46の病院にアンケートをしました。アンケートに答えた18の病院では、5月の終わりまでに1370人が退院したり、大体よくなってほかの病院にうつったりしました。その中の98人、7%の人は体が十分に治らなくて、前と同じ生活に戻ることができないことがわかりました。
この中には、呼吸が十分にできないため、家で酸素を吸う機械を使っている人もいます。長い間入院していたため筋肉が弱くなったり、脳の働きが前のように戻らないお年寄りもいました。このような人たちのほとんどは、コロナウイルスが原因の病気がひどくなって、病院に入院しているときに呼吸を助ける機械を使っていました。
医者は「この病気は肺だけではなくて、体のいろいろなところが悪くなることがわかりました。退院したあとの生活のことも考えて治療をしなければならないと思っています」と話しています。
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