電通が大阪などでも社員を長い時間働かせていた

広告の会社の「電通」で2015年、社員の女性が自殺しました。会社が女性を長い時間働かせたことが原因です。
法律では、残業する時間などは会社と労働組合が相談して決めることになっています。厚生労働省は、電通がほかにも決めた時間より社員を長く働かせて、法律に違反している可能性があると考えて調べました。
その結果、大阪と名古屋と京都にある3つの事務所で、5人の社員を長く働かせたことが法律に違反している可能性がありました。残業は1か月に100時間までだと決めていましたが、105時間になったこともありました。しかし、上司は社員に働いた時間を少なく言うように命令していました。
東京にある本社でも、10人の社員を長く働かせた可能性がありましたが、法律に違反している証拠は見つかりませんでした。
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