撃たれて死んだコウノトリの4羽の子どもを人が育てる

島根県雲南市では、国の特別天然記念物のコウノトリが飛んできて巣を作りました。そして、4月の終わりごろに子どもが4羽生まれました。
19日、お母さんのコウノトリがほかの鳥と間違えられて、銃で撃たれて死にました。そのあとお父さんが子どもに餌をやっていました。しかし、お父さんが餌を取りに行って、巣にいない時間が長くなると、子どもが弱ってしまうことがあります。このため、雲南市は子どもを巣から出して、兵庫県豊岡市にある「県立コウノトリの郷公園」で人が育てることにしました。
雲南市の市長は「お母さんが死んで残念ですが、子どもは元気に大きくなってほしいです」と言っています。
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