台湾で生まれた李琴峰さんの小説が芥川賞に決まる
14日、日本で有名な文学賞の「芥川賞」に2つの小説が決まりました。
この中の1つは、台湾で生まれた李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」です。李さんは31歳です。15歳から日本語を勉強して、台湾の大学を卒業したあと、日本に来ました。そして、2017年に初めて小説を出しました。
「彼岸花が咲く島」では、海に流されて知らない島に着いた女の子の話を書いています。女の子は島に来る前のことを何も覚えていなくて、生活をしながら島の文化や歴史を知っていきます。
芥川賞をもらう人で、子どものとき最初に覚える母語が日本語ではない人は2人目です。李さんは「日本語で小説を書くのは本当に大変です。読んでくれた皆さんに感謝したいです」と話しました。
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