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去年きょねんのアジアの平均へいきん気温きおん　今いままででいちばん高たかかった

2021-11-02 12:00:00 +0900 (JST)

国連こくれんのWMOは、アジアの気候きこうについて調しらべた結果けっかを発表はっぴょうしました。

去年きょねんのアジアの平均へいきん気温きおんは、世界せかいの平均へいきんより0.5℃ぐらい高たかかったと言いっています。そして、調しらべ始はじめてからの約やく100年ねんでいちばん高たかくなりました。1981年ねんから2010年ねんの30年ねんの平均へいきんと比くらべても、1.39℃高たかくなっています。

アジアの中なかでも特とくに北きたの地域ちいきは、大おおきく変かわりました。シベリアの北極ほっきょくに近ちかい場所ばしょの平均へいきん気温きおんは、30年ねんの平均へいきんより5℃以上いじょう高たかくなりました。シベリアなどでは気温きおんが38℃まで上あがる日ひもあります。チベットやヒマラヤの高たかい山やまでは、氷河ひょうがが小ちいさくなっています。

去年きょねん、台風たいふうやサイクロンなどの災害さいがいで亡なくなった人ひとは、日本にっぽんも入いれたアジア全部ぜんぶで約やく5000人にんでした。WMOは、川かわの水みずがあふれたり、雨あめが降ふらなかったりして、約やく5000万まん人にんが被害ひがいなどを受うけたと言いっています。