中国の天安門事件から33年 亡くなった人のために台湾で祈る
1989年6月4日、中国の北京で「天安門事件」がありました。民主的な国にしたいと言って天安門広場に集まった市民や学生を、軍が銃で撃ちました。たくさんの人が亡くなりました。
事件から33年になった4日、台湾では亡くなった人のために祈る会があって、500人ぐらい集まりました。この場所に、1つの像を置きました。去年まで香港の大学にあった像と同じように作りました。
香港では毎年、像の前で祈る会を行っていました。2年前から、天安門事件の日に祈る会を行うことが禁止になっていて、今年もありませんでした。
台湾で祈る会を行った団体は「中国の軍の飛行機や船が今、台湾の近くに来ています。天安門事件や香港のことを、台湾は自分にも関係がある問題だと考える必要があります」と話しました。
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