「泣いている赤ちゃんは抱いて歩くと眠りやすい」

理化学研究所などのグループは、生まれてから7か月以下の赤ちゃん21人が、どうしたら泣くのをやめたり眠ったりするか調べました。お母さんが赤ちゃんを「抱いて歩く」、「抱いて座る」、「ベビーカーに乗せて動かす」、「ベッドに置く」の4つの方法を調べました。
「抱いて歩く」と「ベビーカー」は、泣くのをやめる赤ちゃんが多くなりました。「抱いて歩く」を5分続けた11人の赤ちゃんは、みんな泣くのをやめて、半分ぐらいが眠りました。赤ちゃんが眠ったあと、5分から8分抱き続けてからベッドに置くと、赤ちゃんが起きにくいこともわかりました。
グループの人は「子どもを育てるときに科学がもっと役に立つように、研究を続けたいです」と話しています。
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