首里城「正殿」の工事を始めるための式が行われた
沖縄県那覇市の首里城は、2019年の10月31日に火事で7つの建物が焼けました。2026年までに全部の建物をもう一度つくるための工事を始めています。
首里城の中心の建物「正殿」の工事がこれから始まります。3日、工事のための式が行われました。式では、沖縄担当の岡田大臣が「首里城は沖縄県の人たちがとても大切に思っている建物です。前のように戻るまでしっかり工事を進めます」と話しました。
建物をつくるために、木の年齢が98年で長さ約9mの「オキナワウラジロガシ」という木を使います。この木は沖縄が琉球王国だった頃から続いている「木遣行列」という行列で首里城に運びました。最後に、この木にのみを入れる式を行って、工事の安全を祈りました。
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