地球温暖化で海の水が上がる 東京湾の堤防を高くする計画

国連のIPCCは、地球温暖化が進むと、2100年までに海の水の高さが今より60cm上がりそうだと言っています。このため、低い場所に海の水が入ってくる危険があります。
東京都には今、東京湾から水が入ってこないようにする堤防があります。長さは60kmで、いちばん高い所は8mです。しかし将来、海の水の高さが上がったり、とても大きな台風が来たりした場合、今の堤防の高さでは十分ではないと考えました。
このため、半分の30kmの堤防を今より60cmから1.4m高くすることを計画しています。東京都は7日から、住んでいる人たちにこの計画について意見を聞いています。そして、2023年度から堤防の調査をして、工事を始めたいと考えています。
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