COP27「気候変動で被害がある国のために基金をつくる」

エジプトで20日、地球温暖化で気候が変わる「気候変動」について話し合う会議、COP27が終わりました。会議がまとまらなくて最初の予定より終わるのが遅れました。
気候変動で被害を受けた途上国などにお金を渡すために、新しい基金をつくることが初めて決まりました。この基金は、途上国が長い間つくってほしいと言ってきたものです。どうやってつくるか、来年のCOP28で話し合う予定です。
会議に出たアフリカのザンビアの人は「アフリカは地球温暖化の原因になるガスはあまり出していません。しかし洪水やひどい乾燥などの大きな被害を受けています。世界が初めて基金をつくると決めてうれしいです」と話しました。
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