愛知県 外国にルーツがある生徒のために夜間中学を作る

働いている人が夜などに通う定時制高校は、日本で減り続けています。しかし、愛知県では外国出身の生徒などが勉強する大切な学校になっています。

豊田西高校の夜間定時制は、87人の生徒がいます。半分ぐらいの生徒が外国にルーツがあります。生徒たちは、ブラジル、フィリピン、ネパール、中国など、いろいろな国にルーツがあります。外国語で勉強などを教える支援員もいますが、十分ではありません。
このため、愛知県は夜間中学を作って、日本語や中学校までの勉強を教えることを決めました。2025年4月に豊橋市に最初の夜間中学を作ります。そのあと、外国人が多い別の町にも作ることを考えています。
教育の専門家は「外国にルーツがある人は日本中で増えています。愛知県が新しく始めることは、大きな1歩だと思います」と話しています。
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