日本の文化「人形浄瑠璃文楽」を習う若い人がいない
「人形浄瑠璃文楽」は人形を使った劇で、三味線の音楽と一緒に話を伝えます。江戸時代に大阪で始まりました。ユネスコの無形文化遺産になっています。
劇を行う人の多くは、大阪にある国立文楽劇場で2年研修を受けて、人形の動かし方や三味線などを習います。研修を受けることができる人は23歳以下の男性で、毎年4月に研修が始まります。しかし、今年は研修を受ける人が1人もいません。研修が始まってからの50年で初めてです。
研修の申し込みは毎年2月までですが、今年は研修を受けたい人を今も集めています。国立文楽劇場の人は「1人もいなくてとても残念です。若い人に『人形浄瑠璃文楽』をもっと知ってほしいです」と話しました。
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