岐阜県白川村 村の人が手伝って合掌造りの屋根を新しくする

岐阜県白川村には、屋根が山のような形をした合掌造りの家が残っていて、世界遺産になっています。
13日、200年ぐらい前に建てた家の屋根を新しくしました。昔から、近くに住む人たちが手伝っています。この日は子どもや大人130人ぐらいが集まりました。新型コロナウイルスなどのため、しばらく手伝うことは中止していました。

集まった人たちは9000ぐらいのかやの束を、みんなで一緒に屋根まで上げました。かやを屋根に結んで、最後に木の道具で強くたたきました。
白川村ではお年寄りが多くなっています。屋根を新しくするとき、近くに住む人ではなくて、専門の会社に頼む人が増えています。
白川村に住む24歳の女性は「初めて手伝いました。全部人の手で作っていて、すごいと思いました。伝え続けることが大事だと思いました」と話していました。
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