最高裁判所 残す必要があった記録を捨てたことを反省

神戸で26年前、14歳だった少年が小学生2人を殺した事件がありました。去年、神戸の裁判所がこの事件の裁判の記録を捨てていたことがわかりました。ほかの裁判所でも、大きなニュースになった事件の裁判の記録を捨てていたことがわかって問題になりました。
最高裁判所は25日、この問題について調べた結果を発表しました。最高裁判所は原因について、「裁判が終わったあと、決まった期間が過ぎたら記録を捨てるという考えが強かったからだと思います」と話しました。そして「未来に伝えなければならない大事な記録を捨てたことを深く反省しています」と謝りました。
これからについては、「記録は国民の財産なので、未来のために残す必要があります。裁判官や職員が考え方を変えなければなりません」と話しました。
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