大学を卒業した人の就職率が新型コロナの前に戻った

厚生労働省と文部科学省は、今年の春に大学などを卒業した人の就職率について調べました。大学などを卒業した6250人に聞きました。
就職率は、卒業したあとに働きたい人の中で、仕事が決まった人の割合です。4月1日に調べると、大学を卒業した人の就職率は97.3%でした。去年より1.5ポイント高くなって、新型コロナウイルスが広がる前と同じぐらいに戻りました。
短期大学を卒業した人は98.1%で、去年より0.3ポイント高くなりました。高等専門学校を卒業した人は99.2%で、去年より0.1ポイント高くなりました。専門学校を卒業した人は95.7%で、去年より1ポイント高くなりました。
厚生労働省は「新型コロナの問題が少なくなって、会社は働く人を増やしたいため、就職率が戻ってきているようです」と話しています。
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