体外受精で生まれた子ども 今まででいちばん多くなった

体外受精は、子どもができない男性と女性のために、体の外で精子と卵子を受精させることです。
日本産科婦人科学会によると、2021年に体外受精をして生まれた子どもは6万9797人でした。これは1年に生まれる子どもの11人に1人になる計算で、今まででいちばん多くなりました。
2021年に行った体外受精は、49万8140件でした。前の年より4万8000件以上増えました。子どもができるように治療を受けた人は、39歳がいちばん多くて、次は40歳、41歳でした。
専門家は「2020年は新型コロナウイルスの問題で治療をしなかった人がいましたが、2021年は増えました。子どもを産んだり育てたりすることと同じように、国などが体外受精をする人をもっと助ける必要があると思います」と話しています。
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