外国で初めて沖縄の「ひめゆり学徒隊」について紹介する

太平洋戦争の終わりごろ、沖縄で激しい戦いがありました。大勢の女子生徒たちが、けがをした兵士の世話などをしました。「ひめゆり学徒隊」と呼ばれた生徒たちの経験を、外国では初めてアメリカのハワイで紹介しました。
「ひめゆり学徒隊」には先生と生徒が全部で240人いて、136人が戦争で亡くなりました。戦争をしているひどい場所で兵士の世話をしていた生徒たちのことを、写真や絵で説明しました。
先生の中にはハワイで生まれた女性がいたことや、戦争のあとハワイに移住した生徒がいたことも紹介していました。
会場には、沖縄からハワイに移住した人の子どもや孫などが大勢来ました。説明を熱心に読んでいる人や泣いている人もいました。
見に来た女性は「このような歴史を知らなかったので、新しく知ることができてよかったです」と話していました。
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