技能実習生が働く所を変えにくくする案に弁護士が反対

政府は、外国人が働きながら技術を習う技能実習生の制度を新しくしようと考えています。
今は、技能実習生が働く所を変えることができません。先月の会議で、働いてから1年過ぎたら、働く所を変えることができるようにする案が出ました。しかし、15日の会議で、働く所を変えることができない期間を、いちばん長くて2年にする案が出ました。多くの人が小さい町から大きな町に行ってしまう心配があるという意見などが出たためです。
この案について、働く人の問題に詳しい 弁護士たちが反対の意見を出しました。弁護士は「働く所を変えにくくなると、人権が守られなくなります。上司にひどいことを言われたり、いじめられたりしても、やめることができない人がいます。人権を守る制度にしなければなりません」と話していました。
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