AEDで7000人が助かった「周りの人が早く使うことが大事」
AEDは、心臓の具合が悪くなって急に倒れた人に、電気を使って心臓が正しく動くようにする機械です。日本には、駅や学校などに60万台以上あります。誰でも使うことができるようになって、20年になります。
医者などで作る団体によると、2022年12月までに、AEDで7656人の命が助かりました。団体の人は「救急車が着くまでに平均で10分以上かかるので、周りの人が早くAEDを使うことが大事です」と話しています。
愛知県で2年前、テニスをしていた男性が急に倒れました。周りにいた人がAEDを使ったため、男性は助かりました。AEDを使った人は「使い方を習ったことがあって、男性にすぐAEDが必要だと思いました。AEDから出る声の指示を聞いて、みんなでチェックしながら使いました」と話しました。
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