戦争のときになくなった沖縄県の文化財 アメリカで見つかった

太平洋戦争の終わりごろ、沖縄県で激しい戦いがありました。そのあと、どこに行ったかわからなかった絵などが、アメリカで見つかりました。
見つかったのは、昔、沖縄県が琉球王国だったときの2人の国王がかいてある絵や、地図など全部で22の文化財です。国王の絵は、200年ぐらい前にかいたと考えられています。

アメリカのFBIによると、マサチューセッツ州の家族が、亡くなった父親の物を片づけているときに見つけました。FBIは「絵などと一緒に入っていた手紙を読むと、戦争のときに誰かが沖縄で集めて奪った可能性が高いです」と話しました。
絵などは14日、沖縄県に戻ってきました。沖縄県は、絵などは琉球王国と沖縄県の美術や文化の歴史の研究に役に立つと考えています。玉城知事は「沖縄の宝が戻ってきて、とてもうれしいです」と話しました。
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