原爆で亡くなった人の名簿 外に出す「風通し」を行った
広島市の平和公園で15日、原爆で亡くなった人の名簿を外に出す「風通し」を行いました。毎年今ごろに、原爆慰霊碑に入れてある名簿が湿って悪くならないように行います。
名簿は126冊あります。広島で原爆の被害を受けて亡くなった33万9227人の名前などが書いてあります。公園に集まった広島市の職員たちは、原爆が落とされた午前8時15分に祈りました。そして名簿の紙を1枚ずつ見ながら風を通して、悪くなっていないか調べました。
広島市は、「風通し」をしているところを今年初めてインターネットで見ることができるようにしました。市は「若い人たちに見てもらって、平和を考える勉強の役に立ててほしいです」と話しています。
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