沖縄の戦いから79年 平和のために祈る
沖縄県では、第2次世界大戦で20万人以上が亡くなりました。これは沖縄県にいた人の4人に1人ぐらいです。沖縄県は、79年前に日本の軍が沖縄で戦いをやめた6月23日を「慰霊の日」にしています。
23日、激しい 戦いがあった糸満市の平和祈念公園では、亡くなった人の家族などが平和を祈っていました。公園には、沖縄で亡くなった人の名前を書いた石碑があります。
78歳の女性は、沖縄の戦いで祖父や叔母など30人の家族が亡くなりました。女性は「私は戦争の話を家族から聞いています。この話をみんなに伝えなければならないと思っています」と話しました。
糸満市の平和祈念堂では、平和の象徴にするためにちょうを育てています。79年前に大砲の弾が飛んでいた空に、子どもたちがちょうを飛ばして、平和を祈りました。
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