Single Story

New: Download all stories of March 2026 as EPUB

いまでもわたしなかでは息子むすこは14さいのままです」

Story illustration

宮城県名取市みやぎけんなとりし大川おおかわ駿しゅんさんは、15ねんまえの3がつ11にち津波つなみくなりました。駿しゅんさんは、中学ちゅうがく2年生ねんせいでした。

かあさんのゆかりさんは、野球やきゅう練習れんしゅうをする駿しゅんさんのために毎朝まいあさ弁当べんとうつくっていました。駿しゅんさんがくなったあとも、毎月まいつき11にちになると、駿しゅんさんのおはかにお弁当べんとうとどけています。

ゆかりさんは11にち、おはかまえでお弁当べんとうのふたをけて、しずかにいのりました。お弁当べんとうには、駿しゅんさんが大好だいすきだったにくやチーズ、たまごなどのおかずがたくさんはいっています。

ゆかりさんは、15ねんがとてもはやぎたとかんじています。「いまでもわたしなかでは、息子むすこは14さいのままです」といました。

K10015072351_2603111236_0311124258_02_07.jpg