地震のとき高いビルが揺れる 緊急地震速報で危険を伝える

気象庁は震度5弱以上の地震を予測したときに「緊急地震速報」を出します。2月1日から、地震で高いビルがゆっくり大きく揺れる「長周期地震動」も速報を出すと決めました。

揺れの大きさで1から4のレベルがあります。立っているのが難しいレベル3と、手やお腹を床につけないと動くことができないレベル4を予測したときに速報を出します。
地震が起こったところから遠く離れていても高いビルが揺れることがあります。このため、地震に近い場所とは別の場所にあとから速報を出すこともあります。
気象庁によると、2000年から今までにレベル3以上の長周期地震動があった地震は33回ありました。
気象庁の人は「高いビルは家具が倒れたり動いたりしてとても危険です。速報が出たら自分を守ってください」と話しています。






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ミャンマーのクーデターから2年 寄付で集まるお金が減っている

ミャンマーで軍がクーデターを起こしてから、2月1日で2年になりました。今も120万人以上が、家に住むことができなくて避難しています。
日本にいるミャンマー人などの団体は、避難している人のために寄付のお金を集めています。団体は去年12月、そのお金で米や野菜を買って、ミャンマーに届けました。避難している女性は「避難する人が多くて、住む場所や食べ物、薬などが足りません」と話しました。

団体によると、集まるお金は、クーデターのすぐあとの30%ぐらいに減っています。団体は「多くの人はウクライナを心配しているようです。ミャンマーの人にも力を貸してほしいです」と話しました。
寄付はインターネットのクラウドファンディングで3月19日まで集めています。
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中国のBYD 日本で電気自動車を売り始める

中国のBYDは電気自動車をつくっている会社で、世界で2番目の会社です。1月31日から、日本で電気自動車を売り始めました。
最初に売る車はレジャーなどに便利なSUVというタイプです。1回の充電で480km走ることができます。値段は440万円です。同じぐらい長く走る日本の会社の電気自動車より、100万円ぐらい安いです。BYDは、これから日本で電気自動車をもっと売りたいと考えています。
最近、中国やヨーロッパなどでは、電気自動車がとてもよく売れていますが、日本ではまだ多くありません。しかし外国の会社は、将来、日本で電気自動車をたくさん売ることができると考えています。去年、日本で新しい車を売り始めた会社もあります。日本で電気自動車をたくさん売るために、外国と日本の会社の競争が激しくなっています。
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節分の豆「5歳以下の子どもが食べないようにして」

2月3日は節分です。この日は、幸せを祈って豆をまいたり食べたりします。しかし、小さい子どもが豆を食べると、のどに詰まる危険があります。
消費者庁によると、最近の10年に、5歳以下の子どもののどに食べ物が詰まった事故では、原因の20%が豆やナッツでした。4歳の子どもが亡くなった事故もありました。
消費者庁は「小さい子どもは食べ物をかむ力や飲む力が弱いため、かたい豆などがのどに詰まりやすいです。5歳以下の子どもが節分の豆を食べないように、親などが気をつけてください」と言っています。
専門家は「のどに詰まったときは、すぐに助けを呼びましょう。背中をたたいて、詰まった物を口の外に出す方法も練習しておいてください」と話しています。
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