福島第一原子力発電所の2号機の中に強い放射線の可能性

東京電力は先月、福島第一原子力発電所の2号機の壊れた建物の中に、カメラを入れました。そして、原子炉が入っている格納容器の中を調べました。
その結果、原子炉を支えているコンクリートの外側で、1時間に530シーベルトのとても強い放射線が出ている可能性があることがわかりました。東京電力は、原子炉から溶けて落ちた燃料が、建物の一部などに付いて、強い放射線を出している可能性があると考えています。
このため、東京電力は今月、ロボットを入れてもっと詳しく調べる予定です。しかし、専門家は「こんなに放射線が強いと、ロボットに付けたカメラを長い時間使うことができない可能性があります」と言っています。
ロボットが動く予定の場所が壊れていて、ロボットがうまく動くかどうかもまだわかっていません。ロボットを入れることができるか、東京電力はよく調べたいと言っています。
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