大西洋のクロマグロ 来年は今年より多く取ってもいい

クロマグロはすしなどで人気がある魚です。しかし、取りすぎたため、だんだん少なくなっています。ヨーロッパの国や日本などは、大西洋と地中海のクロマグロをどのくらい取ってもいいか、ICCATという委員会の会議で決めています。
来年は、今年より約19%多い2万8200tのクロマグロを取ってもいいことが決まりました。この中で日本が取ってもいいクロマグロは、今年より18%多い約2280tです。大西洋と地中海では、クロマグロが少しずつ増えているからです。
2020年には、ヨーロッパの国や日本などは全部で3万6000t取ってもいいことも決まりました。今年より約52%多くなります。
日本で食べているクロマグロの40%は、日本やほかの国が大西洋で取ったクロマグロです。これから大西洋でたくさんクロマグロを取ることができるようになると、値段も安くなりそうです。
/r/NHKEasyNews | Permalink |