福岡県 「おしろい祭り」でまちが元気になるように祈る

福岡県朝倉市では、7月にたくさん雨が降って大きな被害がありました。杷木大山地区では16の家が壊れて、今も6つの家庭が別の場所に引っ越して生活しています。
この地区には、女性の神様がいる神社があって、毎年12月2日に「おしろい祭り」というお祭りを行っています。今年とれた米の粉と水で作った「おしろい」を顔に塗ります。おしろいが顔にきれいに付くと、来年は米がたくさんとれると言われています。
今年は、別の場所で生活している人も来て、50人ぐらいが集まりました。そして、米がたくさんとれることと、まちが元気になることを神様に祈りました。
男性は白く塗った顔で「被害のことは少しの間忘れることができました。これからは笑っていこうと思います」と話していました。
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