世界の海の水が二酸化炭素で酸性になっている

気象庁は、1990年から2016年までの世界の海の水のデータを集めて調べました。そして、海の水がどんどん酸性になっていると発表しました。
空気の中の二酸化炭素が増えて、地球の気温が上がることを「地球温暖化」と言います。海は、空気の中の二酸化炭素を入れることができて、地球温暖化が進まないようにしています。
二酸化炭素が入り続けると、海の水は少しずつ酸性になります。どのくらい酸性になってきたのか気象庁が調べると、最近の10年は250年前からの10年の平均の4.5倍のスピードで進んでいました。
海が酸性になると、海の生き物の種類が変わったり、海が二酸化炭素をあまり入れることができなくなって地球温暖化が進んだりする可能性があります。
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