月が全部地球の影に入る「皆既月食」が見えた

1月31日の夜、丸い月が地球の影に全部入る「皆既月食」がありました。皆既月食は、太陽と地球と月がまっすぐに並んで、月が地球の影に入って見えなくなることです。
31日の午後8時48分、月が地球の影に入り始めました。午後9時51分になると、月が全部地球の影に入りました。皆既月食は1時間17分続きました。地球の空気を通って曲がった太陽の光で、月は暗い赤色に見えました。2月1日の午前0時11分、月は丸い形に戻りました。
北海道釧路市で皆既月食を見ていた小学生の男の子は「月がオレンジ色に見えて、とてもきれいでした。待っているときは寒かったけれど、月を見ていると楽しくなりました」と話していました。
次に日本で皆既月食を最初から最後まで見ることができるのは、2022年11月8日です。
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