気象庁「ラニーニャ現象で寒くて雪が多い冬になった」
去年12月から日本にとても冷たい空気が何度も入ってきて、寒い日が多くなっています。気象庁によると、今月14日までの気温の平均は、西日本(近畿、中国、四国、九州)でいつもの年より1.7℃低くなりました。東日本(関東、中部)でもいつもの年より0.9℃低くなりました。
雪も、1月の終わりからいろいろな場所でたくさん降っています。福井市に積もった雪は7日、いつもの年の6倍になりました。
気象庁は、寒くて雪が多い原因の1つは「ラニーニャ現象」だと考えています。ラニーニャ現象は、ペルーの近くにある太平洋の温度がいつもの年より低くなることです。ラニーニャ現象が起こると、日本に北からの冷たい空気が入りやすくなります。
気象庁は、今月の終わりまで北海道などに冷たい空気が入りやすいので、日本海側で雪が多くなると言っています。気象庁は天気予報などを見て、気をつけてほしいと言っています。
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