筋ジストロフィーのマウス ゲノム編集で筋肉が働いた

「筋ジストロフィー」は治すことが難しい病気で、筋肉がだんだん弱くなって動かなくなります。
アメリカの大学のグループは、「ゲノム編集」の技術で「筋ジストロフィー」のマウスの筋肉が少し働くようになったと発表しました。「ゲノム編集」は動物などの遺伝子の中の情報を変える技術です。
「筋ジストロフィー」には、異常な遺伝子があるため筋肉を作るのに必要な物質ができないタイプがあります。グループはこのタイプの病気になったマウスで実験をしました。グループがマウスの遺伝子の情報を正しい情報に変えると、筋肉を作るのに必要な物質が筋肉の40%以上で見つかりました。筋肉も少し働くようになっていました。
グループは、将来「筋ジストロフィー」を治すことができるように研究を続けたいと考えています。
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