シリアの難民の中から日本に留学する人を選ぶ試験
日本の政府は、シリアから外国に逃げている難民の中から、日本の大学院に留学したい人を5年で150人呼ぶ予定です。今年は東京大学や立命館大学など11の大学に20人の留学生を呼ぶ予定で、121人が申し込みました。
シリアからの難民がたくさん生活しているヨルダンの首都アンマンで15日、留学する人を選ぶ試験がありました。
試験を受けた女性は「シリアの大学で日本語を6年勉強しました。シリアには仕事がないので日本に行って、日本語の勉強を続けたいです」と話していました。
工学を勉強したい男性は「今のシリアは第2次世界大戦のあとの日本と似ています。戦争のあとの日本のやり方を学んで、将来シリアの役に立ちたいです」と話していました。
試験と大学の面接に合格した人は、ことし9月に入学する予定です。
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