山形県で武士の格好の人が駒になる「人間将棋」のイベント

山形県天童市は、将棋で使う駒を日本でいちばん多く作っています。天童市で21日と22日、武士の格好をした人や着物の女性たちが駒になる「人間将棋」というイベントがありました。人間将棋は、昔、豊臣秀吉という有名な武士が、武士たちを駒にして将棋を楽しんだことから始まったと言われています。
天童市では毎年桜の季節に行っています。21日は、縦と横が15mの場所に、よろいや着物を着た高校生40人が「王将」や「飛車」など駒の名前が書いてある旗を持って並びました。そして、2人の女性のプロが試合をしました。2人が武士のような話し方で、駒が次に進む場所を言うと、駒になった高校生は2人が言ったとおりに動きました。
アメリカから来た男性は「私の国では見ることができないイベントです。すばらしい文化を経験することができました」と話していました。
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