中国で多くの学生などが亡くなった天安門事件から29年
1989年6月4日、中国の北京で「天安門事件」がありました。国を民主化してほしいと言って天安門広場に集まっていた学生や市民を軍が銃で撃ったりして、たくさんの人が亡くなりました。
天安門事件が起こってから29年になった4日、たくさんの警官が天安門広場と周りを警備していました。
この事件で亡くなった人の母親たちは、習近平国家主席への手紙をインターネットで見せました。手紙には、ほとんどの母親は70歳以上になって、毎日苦しんでいると書いてあります。そして、「何が起こったか本当のことを調べて、謝ってほしい」などと書いてあります。
香港では4日、天安門事件で亡くなった人のために祈る会がありました。11万5000人が集まって、人権をもっと大切にするように言いました。
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