パスポートのコピーが使われて知らない会社の代表になっていた

ICIJという世界の記者の団体は「パナマ文書」という書類を調べています。税金がないかとても安い「タックスヘイブン」と呼ばれる国を利用していた会社や人について詳しく知るためです。最近、新しい120万件の書類を見つけて、日本人のパスポートのコピーなどの個人の情報があることがわかりました。
NHKなどが調べると、アンギラという国に4人の日本人の男性を代表にした会社が作られていました。しかし、4人のうち連絡ができた3人の男性は、この会社について全然知らないと言っています。3人はタイでパスポートのコピーを学校などに出したことがあると言っています。男性の1人は「私の情報が知らない間に使われた。許すことはできない」と言っています。
ほかの人のパスポートやうその書類を使って、会社を作っていた人がいたこともわかりました。この人を知っている男は「個人の情報を1件10万円で買って、20ぐらいの会社を作った。警察はタックスヘイブンに作った会社を調べることができない」と話しています。
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