シリア 半分以上の人が自分の家に住めなくて逃げている

シリアでは、政府と、政府に反対する人たちやテロを起こしているIS=イスラミックステートなどとの戦争が続いています。
難民などを支援している国連のオブライエンさんは、最近のシリアについて安全保障理事会で話しました。オブライエンさんによると、シリアでは今もほかの国から届く食べ物や薬などが足りません。ISへの空からの攻撃も続いているため、大勢の人が亡くなっています。
戦争が始まった2011年から、全部で1240万人が自分の家に住むことができなくなりました。これはシリアの人口の半分以上です。この中の490万人ぐらいは、近くの国に逃げて難民になりました。ヨーロッパで難民の申請をしている人は120万人ぐらい、国の中で逃げている人は630万人います。
オブライエンさんは、シリアに残っている人たちを急いで助けるため、世界の国に支援を続けてほしいと言っています。
/r/NHKEasyNews | Permalink |