枯れ葉剤で汚れたベトナムの土をきれいにする 日本も協力
ベトナム戦争のときにアメリカの軍が使った「枯れ葉剤」が原因で、ベトナムでは今もいろいろな問題があります。土の中にダイオキシンという毒がたくさん残っている場所が30か所ぐらいあります。体に悪い影響が出ている人も300万人以上います。
ダイオキシンで汚れた土をきれいにするため、日本の会社の清水建設がベトナムの国防省と協力することになりました。4日、首都のハノイで式がありました。式では、国防省の人が「枯れ葉剤の問題を早くなくさなければなりません」と話しました。
清水建設は今年11月から、ダイオキシンが残っている場所の1つのビエンホアの空港で、汚れた土を洗ってきれいにする予定です。会社によると、この技術を使うと、今までより安くダイオキシンをなくすことができます。
ベトナムでは、土をきれいにするためにたくさんのお金がかかっているため、この技術に注目が集まっています。
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