北海道の地震 山が崩れた面積は今まででいちばん広い
先月6日に北海道で起こった地震では、震度7の揺れがあった厚真町やその近くの山がたくさん崩れました。
人工衛星が撮った写真を見ると、3800ぐらいの場所で山が崩れていました。国土交通省によると、崩れた面積は全部で13.4km²でした。地震で山が崩れた面積を調べ始めてから今まででいちばん広くなりました。
崩れた土や砂の量は、3000万tぐらいでした。これは、2008年に岩手県と宮城県で起こった地震のときの30%以下でした。
専門家は「先月の地震では、多くの場所で山の表面だけが崩れました。このため、崩れた面積が広くても、崩れた土や砂の量が少なかったと考えています」と言っています。
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