信州大学が「世界で最も赤いりんご」を作る

信州大学では5年前から、りんごの中が芯まで赤い「世界で最も赤いりんご」を研究しています。11日、今年できた2種類のりんごをみんなに紹介しました。
研究している伴野潔教授は、1つは小さくてすっぱいため、ジャムなどを作るときに使うのがいいと言っています。もう1つは大きくてとても甘いため、そのまま食べるのがいいと言っています。
中が赤いりんごはほかにもありますが、この2種類のりんごには「アントシアニン」という赤い色を作る物質がたくさん入っています。りんご100gの中に、いちばん多い場合26.3mgあって、世界で最も多いと考えられています。
伴野教授は「色や味がもっとよくなるように研究して、みんながおいしいと思うりんごを作りたいと思います」と話していました。
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