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国くにの役所やくしょ　障害しょうがいがない３７００人にんを障害しょうがい者しゃに数かぞえていた

2018-10-23 16:50:00 +0900 (JST)

日本にっぽんの法律ほうりつでは、会社かいしゃや役所やくしょなどは働はたらく人ひとのうち障害しょうがい者しゃを何なん人にん以上いじょう雇やとわなければならないか、割合わりあいが決きまっています。しかし、多おおくの国くにの役所やくしょが、障害しょうがいがない人ひとなどを障害しょうがい者しゃの中なかに入いれて数かぞえていました。このため政府せいふは、弁護士べんごしや専門家せんもんかなどを集あつめて委員会いいんかいを作つくって、詳くわしく調しらべてもらいました。委員会いいんかいは２２日にち、調しらべた結果けっかを報告ほうこくしました。

委員会いいんかいによると、去年きょねん６月がつには２８の役所やくしょが、障害しょうがいがない人ひとなど３７００人にんを障害しょうがい者しゃに数かぞえていました。これは国くにの役所やくしょの８０％以上いじょうです。

いちばん多おおかったのは国税庁こくぜいちょうで１１０３人にんでした。次つぎに多おおかった国土交通省こくどこうつうしょうは６２９人にんで、１０年ねん前まえに仕事しごとをやめた障害しょうがい者しゃを、働はたらいている人ひとの中なかに入いれていました。

委員会いいんかいは、多おおくの役所やくしょが法律ほうりつで決きまった割合わりあいにするために、自分じぶんたちの都合つごうのいいように障害しょうがい者しゃを数かぞえていたと言いっています。