自殺した子どもは1年で250人 30年でいちばん多い
文部科学省が日本中の学校に子どもの自殺について質問をしました。2017年度は前の年より5人多い250人の子どもが自殺したことがわかりました。小学生が6人、中学生が84人、高校生が160人でした。
自殺の原因は、「わからない」がいちばん多くて140人でした。卒業したあとのことについて悩む「進路の問題」は33人、「家庭の問題」は31人、「いじめの問題」は10人でした。
最近大人の自殺は減っていますが、子どもの自殺は30年前から今まででいちばん多くなりました。専門家は「子どもの自殺は原因がわからないことが多くて難しくなっています。まず子どもの『助けて』という声を聞くようにすることが必要です」と話しています。
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