フロンガスを出さないで前のような「オゾン層」に戻る
国連のWMOなどは5日、「オゾン層」についてのレポートを出しました。「オゾン層」は、高さ10kmから50kmの空でオゾンが集まっている所です。オゾンが少なくなって「オゾン層」が壊れると、健康に悪い太陽の紫外線をたくさん浴びてしまいます。
レポートによると、冷蔵庫などで使っていたフロンガスが原因で、1990年代まで「オゾン層」はどんどん壊れていきました。しかし、2000年から南極と北極以外のオゾンは、多いときは10年に3%ずつ増えてきました。南極でも、2000年からオゾンがあまり減らなくなってきました。
レポートは、「オゾン層」は2060年代には、ひどく壊れる前の1980年代ぐらいまで戻りそうだと言っています。その理由は、1987年に世界の国がフロンガスを出さないようにすると約束をして、熱心に減らしてきたからだと言っています。
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