地震などの情報をスマートフォンに送る新しい技術の実験
インターネットを使うことができないときでも、音を使ってスマートフォンなどに絵や字などの情報を送る新しい技術があります。
総務省は今、地震などの災害のとき、この技術を使って、耳が聞こえない人や外国人に情報を伝えるシステムを作っています。2020年の東京オリンピックとパラリンピックの会場でこのシステムを使いたいと考えています。
総務省は6日の夜、東京都調布市の体育館に外国人など200人を集めました。そして、地震で電気が止まったり火事になったりしても、このシステムを使ってみんなが避難できるかどうか実験しました。
情報を送るための音をスピーカーから出すと、みんなのスマートフォンに火事の情報やどこへ避難したらいいかを書いた図などが出ました。情報は英語や中国語などでも見ることができて、外国人もスマートフォンを見ながら避難していました。
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